【ポケモン剣盾シングルS11最終244位 レート1943】ダブルスカーフ構築
【はじめに】
お久しぶりですセレモンです。S11お疲れさまでした。少し遅くなりましたが今期も記事のほうを書いていこうと思います。今期は前期とルールが同じのもあり、前期使用した構築を改良して挑みましたが、最終2桁目前で負けてしまい最終的には244位という結果でした。悔しい気持ちもありますが、自分の中では過去2番目に高い最終順位なので悪くはない構築だと思います。ぜひ読んでいってください。
【構築経緯】
前シーズン使っていた(水)の並びをもとに考え始めました。まずS11が始まってモロバレルの採用率が急上昇し、それをポケモン実況者たちがこぞって触れていたので、モロバレルへの対策を考えることからスタートしました。前期の構築は(水)の二匹が相手のモロバレルにほぼ何もできず、草タイプのポケモンがいない自分のパーティにはきのこの胞子の一貫があり誰か一匹を眠らせなければいけなくなってしまうので、この二匹のうちの一匹を変更することにしました。使用感をあまり変えずにモロバレルに抗えるようにしたかったので、(水)→(悪)と変更することで鉢巻暗黒強打でモロバレルバックに対して強くすることでとりあえずOKとして、仮構築として完成したのでこれで戦ってみることにしました。以下メンバー紹介に入りますが、前期の個体と同じポケモンが多いため、簡単に書こうと思います。選出率を書いていますが、最終日三日前からのものになります。
【メンバー紹介】
@拘りスカーフ 臆病 雪降らし
151(20)-78-98(20)-128(212)-121(4)-177(252)
対面気味の構築相手によく投げます。初手に出てくるスカーフパッチラゴンや襷orスカーフウーラオスに強く出れる点や、S11になって個体数を増やしたホルードに勝てる点など、氷とフェアリーで弱点を突くことができる環境上位低耐久ポケモンがメタ対象です。スカーフですがオーロラベールを採用しています。相手に積まれてしまいどうしようもないときや、ダイマックスした際のダイウォールなど、使用する場面は意外と多かったです。
選出率6位 38%
@突撃チョッキ 意地っ張り 力持ち
201(206)-112(252)-101(4)-x-104(28)-73(20)
よくいるチョッキマリルリです。ASマリルリ以外には基本ミラーでの素早さ勝負は勝っていたので20振りは正解だと思います。順位を3桁あたりまで上げているときはめちゃめちゃ出した気がしますが、3桁に入ってから選出率が落ちた印象です。というのもメタ対象であるリザードンやドサイドンが個体数を減らしていたからだと思います。アシレーヌやウルガモスなどほかのメタ対象が上位にはいたのでそれらがいるときは出しましたが、変更してもいい枠だったかなと思っています。ナットレイがきつかったです。
選出率3位 50%
@シルクのスカーフ 控え目 適応力
161(4)-76-91(4)-204(244)-96(4)-142(252)
破壊光線 トライアタック 悪の波動 悪だくみ
ダイマックスエースです。前期はヨプのみをもたせてウーラオス入りにも臆さず投げていけるようにしましたが、S11戦っていて途中でヨプのみがほぼ発動機会がないことに気づきました。発動したとしてもそれのおかげで勝ちを拾った試合も全然なかったので最終日三日前に思い切って持ち物変更を決意しましたが、いいアイテムがなかったのでシルクのスカーフを持たせてみました。ダイマックスパッチラゴンやダイマックスウーラオスをダイアタックで乱数で落とせるようになったり、ダイアタックでH252ドヒドイデをワンパンしたりと、ちょうど届いてほしかったラインにダメージが届くようになって、非常に強かったです。実際、ヨプのみを持たせるのをやめたせいで格闘技によって負けた試合は変更後なかったので、いい変更だったと思います。ラッキーやハピナスはゴリ押せば勝てるので何とか勝ちましょう。
選出率5位 40%
パッチラゴン
@命の珠 陽気 張り切り
165-152(252)-111(4)-x-90-139(252)
電撃嘴 逆鱗 火炎放射 燕返し
特にいうこともない普通のパッチラゴンです。火炎放射はキングシールドやカウンターケアで入れています。S10,11の一位だけあって無難に強かったです。パッチラゴン入りの構築に投げるときは以下に先にダイジェットを積むか、また、いかに相手のダイマックスをからすかなど、考えることも多くなります。自分のパーティは地面タイプがいないので、相手のパッチラゴンに不利対面を作ったときはだいたい電撃嘴を打ってくるので、こちらはパッチラゴンに引いて同速勝負を仕掛ける必要があります。非常に不毛です。あと張り切り過ぎて大事なとこで外します。(レート2000チャレンジとか)愛嬌だと思って受け入れてあげましょう。
選出率
2位 60%
ゲンガー
@気合の襷 臆病 呪われボディ
135-63-81(4)-182(252)-95-178(252)
催眠ゲンガーを前期に続いて使いました。強かったです。まぁぶっちゃけシャドボヘドウェこご風で完結してるので入れる技がないから入れてるみたいなとこあります。許してください。今期ゲンガーを使ってて思ったのがあまりにも初手のミラーが多すぎました。そしてどっちも凍える風。本当に採用率8位の技ですか?って思うくらいこご風ミラーが多発しましたが、本当に想定外でした。というのも自分の構築は相手の初手のゲンガーをこちらのこご風ゲンガーで見るように考えていたので、相手のこご風ゲンガーを対策していなかったからです。前期俺含めた少数しか使ってなかったと思ったのに...。まぁそれでも相手のダイジェットの起点にならないで済んだりと、こご風ゲンガーはめちゃめちゃ強かったです。
選出率1位 68%
ウーラオス(悪)
(巨大マックス)@拘り鉢巻 陽気 ふかしのこぶし
175-182(252)-121(4)-x-80-163(252)
暗黒強打 不意打ち インファイト 雷パンチ
サイクル構築ぶっ壊すマンです。超火力ですべてを破壊しますが、フェアリータイプには弱いです。モロバレルへの多少なりの対策ということで採用しましたが、役割は依然とあまり変わらないままモロバレル入りにも選出できたので、多分変更は正解でした。強いて言うなら襷ホルードに水流連打を打てなくなったのでそこだけ嫌でした。鉢巻を持たせて不意打ちという条件下での先制技を採用するのは怖かったですが、スカーフパッチラゴンの電撃嘴やスカーフウオノラゴンのエラがみよりも上から殴ることで火力を半減にできる点が非常に偉かったです。モジャハピを一匹で崩してる時が一番楽しいです。
選出率4位 44%
【構築の強み】
構築の強みは素早いポケモンを多く採用しているので上から殴っていける点です。対面構築にはこのポケモン、サイクル構築にはこのポケモンと、割と活躍できるパーティがはっきりしているので、選出しやすかったのもよかったです。構築の弱みは割とオーソドックスな対面構築なので、壁展開からの弱点保険ダイマックスや後攻のしっぽトリックからの積み展開といったギミックのある構築はギミックをそのまま通されることが多く、厳しい試合が多かったです。
【おわりに】
最後まで読んでいただきありがとうございます。制限ルールでの2か月間のランクマッチでしたが、トゲキッスがいないだけでうれしかったです。冠の雪原環境以降もこうした制限ルールがあると個人的には面白くていいんじゃないかなと思います。来月の冠の雪原環境となるS12終盤はたぶん期末レポートの時期と被る気もするのでできるかはわかりませんが、また記事をかけるように頑張りたいと思います。とりあえず、カンムリビギニングの育成個体が0匹なのでまずそこから始めようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。